低気圧

昨日は一日中大雨だった。

明日は七夕の日だ、と気がつくと天気を検索しながら、ちょっとした賭けをする。晴れだと少し嬉しく、雨だとやっぱりかーとなる。

なぜこんなに雨が多い日に七夕なんて設定したのだろう。七夕の日に晴れてることの方が稀だ。毎年、この日だけは雨であることを少しだけ憎んでしまう。

しかし、ふと見たSNSで「雨で会えなくて可哀想と言う話がありますが、2人は雲の上にいるので、むしろ地上から見えずゆっくり会えると聞いたことがあります。」との投稿を見て、屁理屈だと言う人もいるかもしれないが、なんだか幸せな気持ちになった。そうした捉え方は日々のちょっとしたことを豊かにする。

さて、七夕でさえも猛威を振るう低気圧。今日も午後は床で倒れ込んでいた。毎年、この時期になると、頭痛や眠気、時には吐き気などがあり、なんなんだと思っていたが、多分こいつのせいだ。目には見えないのに、大きな影響を与えてくる。元気に過ごせるかどうかに関わる、大事な要因であり、要因が分かっているだけで少しほっとする。

何でもそうだが、目に見えてるものは何かの結果であって、それを支える様々な要因が沢山あるのだと思う。また、結果として目に見えないが、「ある」ような要因も存在するのだと思う。結果として目に見えないものを意味のないものとするのは違う。

最近、目に見える結果しか意味がないとし、見えてることばかりになっていたと気づかされた。もう少し視野を広く、懐を広くして、目に見えないものを受け取れるようになりたい。

そうは言っても、低気圧は嫌いだ。そこは懐を広くできない。早く梅雨が明けて欲しいと願うばかりだ。

 

では、また。