ことのは

はじめまして。

昔から物語や詩を読んだり、文章を書いたりすることが好きで、得意なのだと思っていました。しかし、しだいに文章を読む機会が減り、周囲の人に言葉が変と言われ、これはいかんと思い、言葉をもっと大切にしようとブログを始めました。

 

今回は言葉って大切だなと思った出来事をお話しします。

 

最近、母が料理の腕をめきめきとあげています。昔から母は料理が苦手で、雑誌などのレシピをノートに記し、毎回ノートをみながら料理をしていました。実家には現在、父と5分で完食し、席を立つほど味わうことを知らない弟しかいないのになぜだろうと思っていました。

 

引っ越してから実家が近くなったこともあり、よくご飯を作りにいく母は大変そうではありましたが、どこか楽しそうにいろんな料理に挑戦していました。祖父は自分では作りませんが、食にうるさく、「これはうまい」「これはいまいちだ」と、正直に言う人です。

 

家に祖父が来た時、祖父が「これがうまいんや」とぱくぱく食べている様子を見てなるほど、母は祖父の正直な言葉が楽しくて色んな料理を研究していたのだろうと思いました。

それは、祖父が正直な人だからなのでしょう。

良くても悪くてもちゃんと感想を伝えるからこそ、言葉が信用できる。

 

祖父は多分、ただ思ったことを言っているだけですが、その言葉は良くても悪くても母の楽しみになっています。そんな素直で正直な言葉が素敵だなと思いました。

 

そんなこんなで稚拙な文ですが、祖父を見習って、少しずつ正直に素直に言葉を書いていけたらと思います。

 

それでは、また次回。